今回の舞台はオッタビオ・ダントーネのCDが基になっているようだ。
こちらはビオンディのCDで聴いたことがあったので、タメルラーノを担当していた
ダルカンジェロのレチタティーボが圧巻だったこともあり、この公演でのマルゲリの
パフォーマンスには興味があった。
また、ミネッチャはガスパリーニの「バヤゼット」でもバヤゼットを演じていたので
こちらでの演奏も楽しみにしていた。
加えて、フェデリコ・フィオリオの舞台を通して観たことがなかったので、これも期待
していた。
演出は役一人に対して歌い手、とダンサーが付き、アクション部分をダンサーが担当
するというものだった。そのため歌い手同志が接触したり近づきすぎたりすることがない。
コロナ禍には理想的だと思った。
歌い手も自分の演奏に専念できるのでベストの歌声を披露できたと思う。
こちらはコンサート形式のもの