2026年5月22日金曜日

Ford Madox Ford の " The Good Soldier (かくも悲しい話を・・・)" を観た

Ford Madox Ford (フォード・マドックス・フォード)の " The Good Soldier " を観た。

原作翻訳本は今は絶版なのかもしれない。リンク先はこちら。
 「かくも悲しい話を・・・情熱と受難の物語」

フォードはベネディクト・カンバーバッチが主演した「パレーズ・エンド」の原作者

なので、「パレーズ・エンド」が公開される前に作者の作風を知っておこうと

読んでみたのだが、読みづらい。最近このグラダナTVの映像見つけ、10年以上経った今

なにも解っていなかったのだと理解した。なので、映像をお勧めしたい。時系列が

原作よりも整理されていて解りやすい。(時系列が感情と共にごちゃごちゃになるのが

フォードの作風なのだ)でも、映像になったことで曖昧になったこともあるので機会が

あれば読んでほしい。

時代は「ダウントンアビー」あたりで、社会情勢には関わることのない不倫の物語である。

不倫物語なので、「パレーズ・エンド」のように体面を気にして無意識を装いながら、

ストーリーは進むんでいく。そして、「パレーズ・エンド」のような当時としては画期的な

突破口(その突破口が当時正解だったとは言えないけれど)を見つけることができずに

悲劇的結末を迎える。 


さて、グラナダTVのこの作品、主要人物の中に Jeremy Brett(ジェレミー・ブレット)が

名を連ねている。完璧なシャーロック・ホームズを演じたあのジェレミー・ブレットだ。

この作品は彼がその「シャーロック・ホームズ」を演じる直前の作品で、あのジェレミー・

ブレットとは想像もつかないクズなイケメン貴族を演じている。

けれど、それが様になっているのだから彼の演技力は本当に素晴らしかったのだ。







2026年5月16日土曜日

ヨーロッパのニューシングル " One on One "


ヨーロッパ ( EUROPE ) のニューシングルの歌詞がネットにあがっていた。
ネットの皆さんは仕事が早くて感謝です。

I've been missing you 
And it's only been a day or two
I guess Amsterdam is getting the best of you

I wanna hear your voice again

Your laughter when I tell you stories of how we met
I love it when your smile reveals how you really feel
When I tell you this boy can love you better yet (This boy can love you better yet)

One on one
One on one

It keeps coming back to me (Back to me)
With you, I'm right where I wanna be
I can't even track you now (Track you now)
In a tunnel bеlow the sea

I wanna hear your voicе again
Your laughter when I tell you stories of how we met
I love it when your smile reveals how you really feel
When I tell you this boy can love you better yet (This boy can love you better yet)

One on one

I wanna hear your voice again
Your laughter when I tell you stories of how we met
I love it when your smile reveals how you really feel
When I tell you this boy can love you better yet (This boy can love you better yet)

One on one
One on one

I love it when your smile reveals how you really feel
One on one

男性からのラブソングになっているけれど、ヨーロッパからファンへの
メッセージとも捉えられる。ファンからヨーロッパへのメッセージでもあるかもしれない。
" Walk the Earth " からずっとファンはニューアルバムを待っていたのだから。






2026年5月3日日曜日

Raffaele Pe, Filippo Mineccia, Maximiliano Danta が出演する Giulio Cesare in Egitto

ラヴェンナでの舞台メンバーの殆どで構成されているが、演出は違う。この動画をあげて
くれた方がこの舞台の演出をしている。
ちなみにこの舞台のデータ及びスタッフは以下の通り

Giulio Cesare in Egitto / Handel
Teatro Guimera, St Cruz, Tenerifa 
12. February 2025 Auditorio de Tenerife

Conductor  Ottavio Dantone 
Stage Director  Bruno Berger-Gorski 
Stage Designer  Leo Martinez 

Cesare   Raffaele Pe 
Cleopatra  Marie Lys  
Achilla  Davide Giangregorio 
Cornelia  Delphine Galou 
Tolomeo  Filippo MIneccia
Sesto  Maximiliano Danta

Dancers, Actors  Auditorio de Tenerife

セスト役が Federico Fiorio から Maximiliano Danta になっている。

コンサート形式とはいえ、視覚的に魅力的だ。平土間やバルコニー席も舞台の一部に
なっているし、古楽器のホルンをフューチャーしているのも興味深い。

2026年5月1日金曜日

Sara Hyashi soprano の予定

昨年の「 Cavalli Monteverdi Competition 」で入賞した サラ・ハヤシ ( Sara Hayashi )が

L'INCORONAZIONE DI POPPEA - Monteverdi Festival Cremona に予定通り出演する。

また、Boston Early Music Festival のアルバム収録にも参加して、近々リリースされる。

 Giacomo Carissimi: Jephte · Judicium Salomonis · Motets - CPO: 5557302 - CD or download | Presto Music

Boston Early Music Festival は北米でバロック音楽、古楽を当時の様式で再現を試みている

団体でここの舞台で常連のアマンダ・フォーサイスが直近のグラミー賞を受賞している。

秀逸な演出だった " Acis and Garatea " もここの団体のパフォーマンスだ。

ここで認められたなら、Hayashi のパフォーマンスをいつか見ることが

できるかもしれない。

そして、さらに秋以降は Raffaele Pe とのステージなどもあるらしい。

楽しみだ。


2026年4月29日水曜日

EUROPE のニューシングルとアルバム発売の予定

 28日、EUROPE のニューシングル " One On One " がリリースされ、同時にアルバムの

リリースも告知され、販売予約の受付も始まった。ただし日本は対象外(ビクターの

発表は何もなし)。

Come This Madness


こちらは新曲のミュージックビデオ

なんとメンバーが一人も出てこない。出演しているのはスウェーデンの俳優
ピーター・ストーメア ( Peter Stormare )。日本でもおなじみの俳優さんだそうだ。

俳優さん一人でビデオを持たせてしまおうという意欲は、 " Turn to the Earth " を
アニメでやってのけた勢いの延長かもしれない。

ニューアルバムのトラックリストは以下の通り

1.  One On One
2.  The Cult of Ignorance
3.  Come This Madness
4.  This Time of Year 
5.  In a Different World 
6.  Scandinavian Eyes
7.  Takin' Back
8.  In the Absense of Grace
9.  The Angels Must Have Flown 
10. The Devil's Back
11. Nothing can Follow This

Hold Your Head Up は収録されていないようだ。

アルバム・アートワークはこれ。海外発売は9月25日。



2026年4月27日月曜日

ロックを歌う Alois Mühlbacher

 アロイス君 ( Alois Mühlbacher ) の新譜がリリースされた。

4曲入りのシングル扱いだ。

アロイス君はクィーンを歌って以来定期的にロックを歌っている。


今回はその後歌ったもので、先行配信された2曲を含んでいる。




今のところ Apple music / iTunes と Prest Music, YouTube で配信されている。

アロイス君はトレブルのころにクロスオーバーで歌っていただろうから、ロックだから
どうのとか気にしないのだろう。
でも、拍は気にかけてほしいかなと思ったりする。

先行配信された2曲





2026年4月8日水曜日

Il trionfo dell Tempo e dell Disinganno | Teatro dell Opera di Roma 初日

 昨日初日だった Teatro dell Opera di Roma の " Il Trionfo dell Tempo e dell Disinganno "

が現在 Rai Play Sound で聴くことができる。( 5月1日現在配信終了)

https://www.raiplaysound.it/audio/2026/04/Radio3-Suite---Il-Cartellone-del-07042026-164251f5-643a-4366-b537-3a9d19010d96.html

まずは、オーケストラが素晴らしかったことを伝えたい。聞き流すには勿体ない

出来栄えだった。

今回改めて " disingannno " の意味を確認したのだが、「悟り」という和訳は

恰好良すぎるのではないかと思った。「もうっ、こんなはずじゃなかった!」と感じる

「幻滅」が直訳で、フラストレーションを含んでいて「悟っていない」と思う。

そういう観点でパフォーマンスを確認していくと Belezza の肝である難曲 " Un pensiero 

nemico di pace " で拍手が起きず、褒められて当然のBelezza ( ソプラノ )が観客の注目を

を引き寄せられなかったのはドラマを暗示しているようだし、" disinganno " が歌う

 " Crede l'uom ch'egli riposi " が拍手喝采しかもフライング付きなのは全くの

皮肉だなと思った。(こうなると初演のザルツブルグ音楽祭での Zazzo への

リアクションが気になる。)

各ソリストは贔屓抜きで Raffaele Pe がとにかく良かった。

これは Raffaele Pe の2017年のパフォーマンスで、この清潔感のある男らしい声と

説得力のあるパフォーマンスに魅了されたのだが、今回の声はこの頃のアプローチに

似ていてとても良かった。

Johanna Wallroth はビブラートがかかりすぎるのも気になったが、音程が安定して

いなかった。Anna Bonitatibus や Ceciria Baltori のキャリアを知っているイタリア人

には物足りなかったようだ。



とにかく映像で見たかった。


Ford Madox Ford の " The Good Soldier (かくも悲しい話を・・・)" を観た

Ford Madox Ford (フォード・マドックス・フォード)の " The Good Soldier " を観た。 原作翻訳本は今は絶版なのかもしれない。リンク先はこちら。  「かくも悲しい話を・・・情熱と受難の物語」 フォードはベネディクト・カンバーバ...