2021年6月30日水曜日

Johann Joseph Fux "Dafne in Lauro"

2019年に Raffaele Pe が出演した ”Dafne in Lauro”

舞台映像がなく、ティーザーなどでは前衛的な衣装で抵抗を感じていたのだが

全ての音源を聴いてみると、これが素晴らしく美しい曲のオンパレード。

これが当時は宮廷で限定的にしか演奏されなかったとは勿体ないこと。

庶民にまで浸透していたなら、後の時代でも評価されていたと思う。

ただし、カウンターテナーが復活するまではヘンデル同様一度は憂き目にあったとは

思うが、、、

<iframe allow="autoplay *; encrypted-media *;" frameborder="0" height="450" style="width:100%;max-width:660px;overflow:hidden;background:transparent;" sandbox="allow-forms allow-popups allow-same-origin allow-scripts allow-storage-access-by-user-activation allow-top-navigation-by-user-activation" src="https://embed.music.apple.com/jp/album/fux-dafne-in-lauro/1567033125"></iframe>



 https://youtube.com/watch?v=fPucDkld_Q8&feature=share


2021年6月28日月曜日

ラッファエーレ・ぺー Raffaele Pe が「アモールとプシケ Amor und Psyche」に出演

Raffaele Pe が STYRIARTE FUX. OPENFEST vol.4 でのオペラに出演している。
Johann Fux の Amor und Psyche

300年前のシュタイアーマルクの宮廷で一回だけ上演されたオペラだそうだ。

Amor 役のぺ氏がかわいい。




 https://youtu.be/4pGCOnbpC7g


こちらは Fux. OPENFEST vol. 2 の時のぺ氏 Dafne  in lauro  の Apollo
前衛的なコスチュームでびっくりしましたが、美しい音楽です。






2021年6月26日土曜日

ダグラス・ウィリアムズのコンサート

ダグラス・ウィリアムズは5月に Emmanuel Episcopal Church 主催のコンサートに
出演。

プログラムはこちら

Altdeutsches Frühlingslied, Op. 86, No. 6 – Felix Mendelssohn (1809–1847)

Der Mond, Op. 86, No. 5 – Felix Mendelssohn

Hexenlied: Andres Maienlied, Op. 8, No. 8 – Felix Mendelssohn


Cinq Épitaphes, Op. 73 – Pierre Vellones (1889–1939)

i. … d’une femme par son mari.

ii. … d’une dévote.

iii. … d’un paresseux.

iv. … du pauvre Scarron, par lui-même.

v. … d’un grand médecin.


“Madamina, il catalogo è questo” from Don Giovanni, K. 527 – Wolfgang Amadeus Mozart (1756–1791)


Taking a chance on love – Vernon Duke (1903–1969); arr. Paul Bateman (b. 1954)

Why was I born? – Jerome Kern (1885–1945); arr. Paul Bateman

Come fly with me – Jimmy Van Heusen (1913–1990)

I Like the sunrise – Duke Ellington (1899–1974); arr. Paul Bateman







2021年6月21日月曜日

アロイス・ミュールバッハーが "Pastorelle en Musique" に出演した。

Alois Muhlbacher アロイス・ミュールバッハーが6月19日からポツダムの
 Neues Palais von Sanssouci Schlosstheater という宮殿内の劇場でバロックオペラの 
"Pastorelle en Musique"に出演している。
テレマンのオペラと言われているこの作品はググっても参考資料がなくて
当日限りの Youtube に上がっていた動画で話についていけるか心配だったが、
おおまかには一組の男女が一緒になる、ならないで揉めて、最後にはめでたく結ばれる
という話だった。間にちょこちょこエピソードはあったようだが詳しくはつかめずじまい。
パストラルらしくのんびり、典雅な雰囲気のなかで、ソリストたちの技巧の見せ場が印象的な
作品だった。


アロイス君の役はアミンタスという羊飼いで、早々にイリスという女の子と恋人同士になる。



アミンタスはデーモンに意中のカリステと上手く行くようにアドバイスをしたりする。
因みにアミンタス、デーモンは詩であれ、オペラであれよく登場する羊飼いたちだ。
カメオ出演みたいなものだ。

実は、アロイス君の舞台をみるのは初めてでどんなものかと期待していたのだが、
想像以上に良くて感心してしまった。子供の頃から演奏会でソリストなどで場数を踏んで
いるからなのだろうか。歌いっぷりが潔いし、所作が完成している。絵になる佇まいが
素敵だった。

プロダクションはこの後バイロイト、インスブルックでオペラと8月まで続く。

レビューはこちら


 

2021年6月13日日曜日

Hannigan のコンサートに出演したダグラス・ウィリアムズ


 5月28日、ダグラス・ウィリアムズがハニガンのコンサートに出演した時の動画

ストランヴィスキーのプルチネルラのバスで計3曲歌っている。


2021年6月12日土曜日

Loewe “Edward” を Douglas Williams が歌った

 サウンドクラウドにダグラス・ウィリアムズの音源があった。

https://soundcloud.com/info-7-1/douglas-williams-loewe-edward?in=info-7-1/sets/douglas-williams-bass-baritone

8年前の物らしく「エイシスとガラテア」を演じた頃だ。当時のスッキリした声音で好みだ。

作品はレーヴェの「エドワード」という。元はスコットランドのバラッドでドイツ語に翻訳

されたものにレーヴェが曲をつけたのだ。だから、オリジナルの曲は全く違う。

歌詞のあらましは

父親殺しがバレた息子を母親が問い詰めていくと、そそのかしたのは母親だった

というもの。

内容が内容だけに、母と息子の演じ分けが難しかったと思う。


2021年6月11日金曜日

Ravenna Festival で Raffaele Pe が歌う

今朝早々、現地時間だと10日21:30より Raffaele Pe は Ravenna Festival のコンサートに出演。ダンテ没後700年ということで彼に捧ぐ音楽祭になったようだ。

https://www.ravennafestival.live/en/events/kristjan-jarvigiovanni-sollima-2/

ぺ氏は新作「Sei Stugi sull’Inferno di Dante」の初演でソロを担当。

L’inferno
Kristjan Järvi direttore

Giovanni Sollima violoncello

Orchestra Giovanile Luigi Cherubini
Coro della Cattedrale di Siena “Guido Chigi Saracini”

maestro del coro Lorenzo Donati

Kristjan Järvi
Runic Prayer

Johann Sebastian Bach
Suite n. 3 in do maggiore per violoncello solo, BWV 1009

Giovanni Sollima
Sei Studi sull’Inferno di Dante
Raffaele Pe controtenore
In prima esecuzione assoluta
commissione di Ravenna Festival

Giovanni Sollima
Terra con variazioni

カウンターテナーのための作品のようだ。Pe氏は恵まれてる。

2021年6月6日日曜日

フィリペ・マヌが Edinburgh International Festival に出演

フィリペ・マヌ Filipe Manu が8月シュトラウスの「ナクソスのアリアドネ」に

オフィサーの役で出演とのこと。

また、フェスティバルのオープニングコンサートでプルチネルラのテナーも担当する。


 https://www.eif.co.uk/events/ariadne-auf-naxos#artists

2021年6月5日土曜日

ST JOHN PASSION Bach – Théâtre du Châtelet バッハ ヨハネ受難曲 オペラスタイル


ヨハネ受難曲、無観客のオペラスタイル。ホールをすべて使い切って演じている。
最後には赤ちゃんが出てきて、鷹まで放たれるのだから、無観客上演を有効活用した
演出とみられる。

舞台として作りこむと、キリストを含めキャラクターの解釈で意見がが噴出しそうだ。
キリストを終始慕い続けるマグダラのマリアをピラト、カヤパ、ユダがレイプして、
キリストは彼女を守らずに男たちに加担するような素振りをする。
そして、最後にはマリアは子を産んで幸せそうって、その子誰の子?なんて思う。
最初から縄に繋がれてマリアは現れるので(イエスをおびき寄せるために捕らえられた
のか)、犠牲を払い続けたのはキリストではなく、マリアでした。ってことかもしれない。


ディレクターのコメントによれば、キリストはアノニマスのヒーローだと。
優れているわけでもなく、誰とも変わらない普通の人の代表。齟齬もあるし、周りに
流されてしまうこともある。(それが集団レイプってのはどうかと思うが)
ディレクターが言っているおとぎ話は、やっかいな事を言い出したイエスは、ユダヤの
集団から抹殺されるためにローマに突き出され、裁かれた。ということなのか、、、

ジーザス・クライスト・スーパースターくらいエキサイティングになるかと思ったけど、
ストーリーがイマイチはっきりしなくて残念。

2021年6月3日木曜日

ロドリゴ・ソーザ・ダル・ポッゾの情報

Rodrigo Sosa dal Pozzo はポルポラのオルフェオでペー氏と共演したカウンターテナーだ。

声質はペー氏にように深く、豊かなもので、その後の活躍を期待していたのだが、ある日

突然インスタグラム、Youtube のアカウントを閉鎖してしまった。FacebookもHPも更新が

なくなり、情報が入らなくなって、どうしてしまったのかとヤキモキしていたら、

やっとアナウンスが出た。

 https://www.svanholmartists.com/rodrigo-sosa-dal-pozzo-countertenor

https://www.staatstheater-hannover.de/de_DE/programm/a-midsummer-night-s-dream.1300543

ハノーバー国立歌劇場でブリテンの「真夏の夜の夢」のオベロン役ということだ。

おめでとう!


Raffaele Pe, Raffaela Milanesi の Stabat Mate

 先だって Raffaele Pe ラッファエーレ・ペー は Il Premino Tiberini で賞を頂き、

その授与式のステージで Stabat Mater を演奏した。そして、その映像が本日アップされた。


前記事の演奏よりまとまりがある良い演奏だ。




2021年6月1日火曜日

La Resurrezione - An Oratorio in Two Parts by G.F. Handel を観た


Cast: ANGELO: Carley DeFranco, soprano MADDALENA: Kristen Watson, soprano CLEOFE: Christopher Lowrey, countertenor SAN GIOVANNI: Omar Najmi, tenor LUCIFERO: David McFerrin, baritone DIRECTOR: Nathan Troup CONDUCTOR: Ryan Turner

ヘンデルのオラトリオ「復活」を教会全体を使ってオペラにしている。
COVIT-19 のロックダウンで閉ざされた世界の中で事が始まっている設定だ。
ここでの「復活」は再び外界に出ていけることなのだろう。

マスクをつけたまま歌い続ける歌手陣、体力いるよんr。。
素晴らしいと思う。






Sonia Prina の息子が歌手デビュー

 ソニア・プリナのインスタを見ていて彼女がロデリンダにジャンプインしたのを知ったが、彼女の息子、マッテオ・フェントロス君が歌手デビューしたそうだ。 この投稿をInstagramで見る EmozioNote(@emozionote)がシェア...