ヘンデルの「時と悟りの勝利 'Il trionfo del tempo e del disinganno'」はどのアリアもはずれがなくて、(ちょっと長いが)聴き応えがある。
けれど、「美 'Bellenice'」のアリア 'Un pensiero nemico di pace ' は長いアジリタが続くので演奏が難しいものだ。聴いていてブレスがわかってしまうのも、必死になった歌う様がわかるのも聴く側は残念に感じてしまうから、歌手もたいへんだろう。
ところが、男声つまりソプラニスタが歌うとそんな困りごとは吹っ飛んでしまう。
Maayan Licht - ‘Un pensiero nemico di pace’| Handel
余裕の歌いっぷりである。
本当はかつてはカストラートに与えられたアリアなのかも?
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