2025年3月30日日曜日

Wedgwood の指輪を作りたい

10年以上前、手に入れたWedgwood Jasper。表裏にカメオが施してあって脇には溝がほられている。


これを指輪に加工したいと長年考えていたのが、気づいてみれば地金の値が高騰してしまって叶わずにいる。


作りたいイメージは決まっていて、ポピュラーなデザインもいいけれど


こういったものもカッコイイLAELIUS Antiques – Rare Georgian Wedgwood Swivel Ring



2025年3月10日月曜日

Il Trionfo dell'onore のレヴュー

 Teatro Mriblanで「貞節の勝利(Il Trionfo dell'Onore)」の舞台が始まっている。

ステージレヴューも出ていて、おおむね好評だ。

Venezia, Teatro Malibran – Il trionfo dell’onore – Connessi all'Opera

一方、バロックオペラでカウンターテナーの起用が当たり前になって、歌手の層が厚くなったのと同時に、個々への評価も辛口になってきたようだ。

2025年3月7日金曜日

The Last Show of the Year at the Kabuki-za! より「天守物語(市川團十郎)」

個人チャンネルの2024年12月の歌舞伎座の演目紹介の中に「天守物語」があった。こちらの紹介では市川團十郎(当時、海老蔵)が図書之介を演じた時のビデオを使用している。

06:37~

私は團十郎演じる図書之介は初めて見る。彼はもともと文句なく美しく出来上がった姿形を成しているので、舞台では問題なく「天守物語」の世界観が成立しているだろうと想像していた(むしろ記号化する程度に簡単に出来上がっていて退屈だろうと高を括っていた)のだが、それを遥かに超える次元の映像だった。
團十郎図書は「美しい若者」ではなく、「妖艶な男」だった。富姫を超える魔物感があって、彼女は分別やプライドを忘れて図書に支配されてしまうのではないかと思われる様子だった。
こちらの世界観が壊れてしまった。

2025年3月6日木曜日

Giulio Cesare in Egitto (Teatro Petruzzelli)

9月、Raffaele Pe は Teatro Petruzzelli のジュリオ・チェーザレに出演する

https://www.fondazionepetruzzelli.it/eventi/giulio-cesare/ 

演出は Teatro dell'Opera di Roma (2023) のものだ。

Il Trionfo dell'Onore ドレスリハーサル

 

3月7日から Teatro Mariblan で始まる " Il Trionfo dell'Onore "  のドレスリハーサルが始まっている。

MUEHLBACHER - BILLIE JEAN


アロイス君(Alois Muhlbacher) が新しいミュージックビデオをリリースした。
マイケル・ジャクソンの「Billy Jean」をバロック(ヴィヴァルディ)調にアレンジしたものだ。2年前にはクイーンの「Don't stop me now」を同じくバロック調にしてリリースしている。
きっと好きなんですね、こういうこと。

2025年3月5日水曜日

Trailer – Agrippina – Opernhaus Zürich





オペラ・チューリッヒの「アグリッピーナ」のトレーラーがアップされた。
清らかじゃないアロイス君を観ることになるとは思いませんでした。
0:57~



2025年3月3日月曜日

Farinelli Competition 2025 - Händel Festspiele Karlsruhe を観た

ファリネッリ・コンペティション 2025 を観た。これはカウンターテナーのためのコンペティションで、マックス・エマニュエル・チェンチッチが主催のようだ。

50人ものカウンターテナーがエントリーして6人のファイナリストが舞台に立った。
それによってカウンターテナーはどうあるべきか、どのようなカウンターテナーが望ましいかという一つの指針が出たように見えた。
あくまでも声、声質・音域・声量にこだわっていた。声は女声の代わりではない、女声を使った方が良いと思われてはいけない。高い声が出れば良いというものではない、楽譜にある限り低音も確実にだせなくてはいけない。ざっくり言えば、『ヴィヴィカ・ジュノーかソニア・プリナで行こうと思ったけど、君に賭けるよ』と言わせたい歌手を探している、というのが見て取れた。
コンペの進行は一巡目は歌手たちの緊張が勝ってしまい、大丈夫かなというパフォーマンスだったのだが、二巡目は自分で自己紹介をして歌い出すというシステムになり、彼らはそこからオーディエンスとの関係を近く感じたのか、各々が個性的に豊かなパフォーマンスを見せ始めた。そんな舞台をモノにする瞬間を目の当たりにできたことも大変興味深かった。

劇場のクセ

 ルイジ・デ・ドナートが歌うアルマヴィーア伯爵の動画があったので聴いてみた。 https://youtu.be/iP6yTzvc-A4?si=PpeZh6C8imwz3zyT 今回は彼のパフォーマンスの話をしたいのではなく(彼は音域が広い良い歌手だと思っている)、舞台の最適ポジシ...