フレンチミュージカルの成功のきっかけとなった作品、"Notre Dame de Paris"は
キャストを入れ替えながらのロングランだが、とうとう私の推しがメンバーになった。
彼の名は Gian Marco Schiaretti (ジャン・マルコ・スキアレッティ)という。
スキアレッティのミュージカル活動の始まりは 、Riccardo Cocciante (リッカルド・
コッチャンテ)作の"Giulietta e Romeo"のメルキュッツィオだ。2007年の
ことだ。
コッチャンテが作ったフレンチミュージカル "Notre Dame de Paris" のグランゴ
ワールに憧れていた彼は、作者のイタリア作品に出演したのだ。
舞台は彼のソロから始まる。
ジュリエットとロメオが出会う仮面舞踏会シーンもリードする。
こちらとリンク先はプロモーションデモ
ティバルトとの争いの最中に刺され倒れるシーン
スキアレッティはこうしてキャリアを積んで、「フィル・コリンズのターザン」
などを経験し、念願の "Notre Dame de Paris" のキャストにたどり着く。
しかもフランス語版だ!
まずはフェビュス(Febus)
そして、待望のグランゴワール
コッチャンテ自らピアノを弾いてくれて光栄ですね。 オリジナル・キャストのダニエル・ラヴォワとも共演
いいなと期待していたのだが、彼は国を超えてヨーロッパ、世界を舞台にするまでに
成長して、遂にオリジナルのフランス語版に出演するようになってしまった。
しかも2役も与えられて素晴らしい!
彼のインスタグラムはグランゴワールのショットであふれかえっている。
長年の夢が叶って本当によかった。
追記
こちらはダミアン・サルグ(Damien Sargue :NDP初演でアンダースタディ、
ロミオとジュリエットではロミオ)とスキアレッティが共演している。