Cesti Competition 2024 で優勝した Maximiliano Danta Texeira の音源があった
ときにつぶやく: Cesti Competition Finals 2024 | Festwochen der Alten Musik を観た
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ロベルタ・マメリ (Roberta Mameli) が来日する。
11月29日、12月1日は「北とぴあ音楽祭」のオペラ「皇帝ティートの慈悲・モーツァルト」に出演
12月10日はコンサート (12月12日も有り)
久しぶりに現代の小説を読んだ。本当に久しぶりだ。子育て前は、まぁ読んだと思う。一人の時間が多かったからだ。漫画もかなり読んだ。お金が自由だったからだ。子育て中は実用書とか新書が中心、フィクションは子供に(後々)読ませられそうなものを読んだ。「俗に読んでためになる」ものだ。限られた時間とお金しかなかったからだ。
さて、久しぶりにノリでフィクションを読んだ。今年「賞」を取った作家で馴染みの土地が舞台になっているという触れ込みがあったので、どんな風にその土地が料理されるのだろうと興味本位で読んだ。ただし読むまでの過程はケチ臭かった。書籍はお高かったので(最近書籍は高く専ら中古の購入、まれに図書館を利用している。そのため「家忠日記」を新刊で買わなかったことをすごく後悔している。)その作品の初出掲載の雑誌を Kindle Unlimited、これは3か月無料キャンペーン中を利用して読んだ。単行本になるにあたっての加筆修正はストーリーに影響はないだろう。
で、作品は2時間弱で読み終わった。読書家ならもっと早いと思う。そんな本だった。味わって読むというものではなかった。するする読めるけれど、これといって印象に残るシーンもできなかった。絵になるシーンも浮かんでこなかった。テーマゆえ経験値がないからかもしれない。馴染みの土地はランドマークが活字になっているから「馴染みの土地」なわけでそ土地の空気感とか風景は思い浮かばなかった。ロケーションが明確じゃないからだと思う。だからその土地の名をなぜ使ったのかという疑問が沸いた。なにかのタイアップで企画されたのかなと、うがった見方をしてしまった。ストーリーのひな型は学園ドラマだった。「充実感なく学校生活を送っていた男子が、マドンナのいるサークルのイベントを手伝うようになったら両想いになった。」今時漫画でも薄っぺらい話だった。薄っぺらいから結末が見えやすくて、満足しやすくなっていくのかもしれない。と、ここまで来てこの作品は本当に「作品」なのか疑わしくなってきた。プロットなんじゃないのか?もしくは1ページ3段抜きの立ち姿とか、背景がベタと効果線と透視法なしで描かれた風景と大輪の花で処理された16ページ漫画なのかもしれない。そうなると、これは私にとって読んだ甲斐がなくて買うに値しない。フィクションなのだから味わったことのない人生や風景や感情を疑似体験したいのだ。けれど、人生そうそう盛り上がったり、どん底なんてあるわけない、と反論されるなら仕方ない。私はお得感がほしいのでこの本は買わない。1700円払わなくて良かった。お布施には高すぎる。
摂関期子記録データベース摂関期古記録データベース より
権記 寛弘八年(1011年) 六月二十一日
二十一日、癸亥。院に参る。召しに依りて、近く候ず。御漿を供す。仰せて云はく、「最もうれし」と。更に召し寄せ、勅して曰はく、「此れは生くるか」と。其の仰せらるる気色、尋常に御さざるに似る。去ぬる夕、御悩に依り、近習の諸卿・侍臣并びに僧綱・内供等、各三番を結び、護り奉る。御悩、頼り無し。亥剋ばかり、法皇、暫く起き、歌を詠みて曰はく、「露の身の風の宿りに君を置きて塵を出でぬる事そ悲しき」と。其の御志、皇后に寄するに在り。但し指して其の意を知り難し。時に近侍せる公卿・侍臣、男女道俗の之を聞く者、之が為に涙を流さざるは莫し。
御堂関白記 寛弘八年(1011年) 六月二十一日
二十一日、癸亥。此の夜、御悩、甚だ重く興り居給ふ。中宮、御几帳の下より御し給ふ。仰せらる、
「つ由のみの久さのやとりに木みをおきてちりをいてぬることをこそおもへ」
とおほせられて臥し給ふ後、不覚に御座す。見奉る人々、流泣、雨のごとし。
小記目録 寛弘八年(1011年) 六月二十二日
二十二日。一条院、崩ずる事<最後の御歌有る事。>。
一条院(天皇)の辞世の句が誰に贈られたものかを、行成は定子(「前」「故」がないので彰子と考える場合もある)、道長は彰子としているけれど、あの時、院が一番気がかりで心残りだったことは敦康親王のことだったと思う。親ならば最後まで心はそこにあったと思う。歌はその心を共有してくれている人(々)に向けてのものだと思う。なんなら対象は敦康親王本人だったかもしれない。史料は書き手がそう思った、と言っているにすぎないと思う。
Shapeways にはお気にいりのデザイナーが2人いて、いつか購入したいと思っていたのだが、ブックマークしていた各人のページに飛べなくなってしまった。そういえば、一人は Etsyでも販売していたと思い出し、そちらで買えるかと思いウォッチリストを開いてみたらショップをたたんでいた。もう一方に関しては本人のホームページに行ってみたのだが、Shapeways での商品はなかった。買うのを躊躇っていていたのを後悔した。
そう、Shapeways は破産していたのだった。
本日 Raffaele Pe (ラッファエーレ・ペ) のコンサートがウィグモアホールで開かれる。Raffaele Pe countertenor
プログラムはヴィヴァルディのカンタータで構成されている。
https://x.com/wigmore_hall/status/1848655910714945767
こちらも歌われるようだ。
FBに Alberto Allegrezza(アルベルト・アレグレッツァ)の投稿が流れてきた。
アレグレッツァは去年スカラ座で上演された "Li zite 'ngalera (小舟に乗った恋人たち)"でメネカ役を演じたテノールだ。
投稿は彼が2014年に La Venexiana と共に来日し、「ポッペアの戴冠」にアルナルタ役で出演した時のものだ。
パヴォル・ブレスリク(Pavol Breslik) が新国立劇場の12月の演目「魔笛 Die Zauberfloete」のタミーノ役で出演する。
彼は私がオペラを鑑賞し出したころ気に入ったテノールの一人だ。彼の歌っている「時と悟りの勝利 Il trionfo dell tempo e dell disinganno」は今もお気に入りのアルバムだ。(ソニア・プリナもアン・ハレンベルグもこのアルバムで歌っている)
Rai Play Sounde を検索していたら、こちらがあった。
Three Countenors at the Teatro dell'Opera di Roma
Carlo Vitoli, Raffaele Pe, Arye Nussbaum Cohen
コンサートのプロモーションのようで、インタビューと過去の演奏から一曲づつ流している。
また、Rai5 では3人が2曲披露している。
ソニア・プリナのインスタを見ていて彼女がロデリンダにジャンプインしたのを知ったが、彼女の息子、マッテオ・フェントロス君が歌手デビューしたそうだ。 この投稿をInstagramで見る EmozioNote(@emozionote)がシェア...