2023年10月13日金曜日

Vivaldi - Mottetto Longe mala, umbrae terrores - R. Pe, A. Ciccolini vio...


Raffaele Pe, ラッファエーレ・ペ の Vivaldi RV629 Longe mala, umbrae, terrores
YouTube で視聴していると、コマーシャルが入って興ざめなので、こちらに貼っておく。



'Giulio Cesare in Egitto' trailer, Teatro dell'Opera di Roma


Raffaele Pe, ラッファエーレ・ペ の Giulio Cesare はお馴染みになったようだ。
10月13日~21日まで Teatro dell'Opera di Rome  ( Teatro Costanzi ) に出演する。
今回は セストにアリエ・ヌッスバウム・コーエン、トロメーオにカルロ・ヴィストリが
キャスティングされている。豪華!

10月15日、追記
ニレーノ役には ソプラニスタのアンジェロ・ジョルダーノ、Angelo Giordano が
配されている。彼は3年前Raffaele peと一緒に Arbace に出演している。

ということは、初演とほぼ同じ配役の公演となったわけだ(ただしセストはソプラノの
トラヴィスタだった)。シャンゼリゼ劇場やライプチヒ劇場ではできなかったことだ。
なんてすばらしい!

2023年10月8日日曜日

G. F. Händel - Come rosa in su la spina (from Apollo e Dafne HWV 122)のアレンジ


https://youtu.be/yvZQGNi81j8?si=ikEt4XMfyofXlLh3

Aria (Apollo)
Come rosa in su la spina
Presto viene e presto va.
Tal con fuga repentina
Passa il fior della beltà.


Aria (Apollo)
As the rose upon the thorn
Arrives quickly and quickly goes;
Thus with hasty flight
The flower of beauty fades.




2023年10月1日日曜日

IL VIAGGIO A REIMS Rossini – Rossini Opera Festival


ジャコモ・ナンニがシドニー卿で出演している「ランスへの旅(ロッシーニ)」を観た
1:00:30~ と 2:39:29~ から歌っている。

あまり気にしていなかったのだが、バロックのオケはロッシーニのそれに比べて随分と
小さいのだと分かった。

2023年9月30日土曜日

Opera out of Opera in Salzburg, 2020の Giacomo Nanni


ザルツブルクのショッピングセンターの催事スペースで行われたコンサートに
ジャコモ・ナンニが出演していた。
モーツァルトの「フィガロの結婚」のラストでアルマヴィーア伯爵を演じている。
しまった感のある演技がかわいらしい。
40:57辺りから

2023年9月21日木曜日

Orfeo ed Euridice Teatro Massimo di Palermo を観た 神話の演出について


Orfeo Filippo Mineccia Euridice Federica Guida Amore Nofar Yacobi Orchestra, Coro e Corpo di ballo del Teatro Massimo Maestro del Coro Salvatore Punturo Direttore del Corpo di ballo Jean-Sébastien Colau

テアトロ・マッシモ・ディ・パレルモ の「オルフェオとエウリディーチェ(グルック)」を
観た。 
始まりがエウリディーチェの葬式のシーンからだったので、読み替えなく進むのかと思ったら
オルフェオの妻が死んだという喪失感の克服と、エウリディーチェの魂の救済という
展開だった。
(この演出では多分エウリディーチェは自殺したようで、オルフェオはそのことを理由も
含めて認められずにいるようだ)
「死んだ人を復活させる」というおとぎ話をまじめに語るよりも、この演出は観客を
カタルシスへ誘う効果があって良かったと思う。

エンディングに次のメッセージが現れる
E la stessa cosa, che e viva morta, 
che e desta e dormiente, 
che e giovane e vecchia. 
Questa mutando e quello e quello mutando e di nuovo questa.

生きているのも死んでいるのも、起きているのも眠っているのも、
若いのも老人も同じことです。
あれも変わって、あれも変わって、またこれも。(google 翻訳)

「魂でつながって、認め合えればいい」って感じだろうか。


いつも感心するのは、フィリッポ・ミネッチャはセンシティブな役がとても似合っている
というか上手い。哀愁のある声がとてもいい。




2023年9月1日金曜日

Cesti Competition 2023 - Giacomo Nanni ジャコモ・ナンニ

youtube でチェスティ・バロック・コンクール 2023 ( Cesti Competition 2023) を
視聴した。このコンペティションは毎年行われていて、受賞、入賞の他にも、コンサートやオペラ出演などの特典があって、参加者には魅力的なコンペになっていた。

しかし、どうやら今年の受賞者にはバロックの専門外が見受けられた。
カウンターテナーは選外だったし、1位2位のソプラノとメゾの受賞者の過去の歌唱履歴
にはバロックはなかった。
いわゆるバロックな歌い方のソプラノは最年少だったのでヤング・アーティストという賞で
落ち着くことになった。

過去の結果も似たような感じで、カウンターテナーのロドリゴ・ソーザ・ダル・ポッゾも
カン・ミン・ジャスティン・キムも選外だし、アリアンナ・ヴェンディッテッリは
オーディエンス賞だった。初期に参加したアルバムの評が「バロックではない」と
一部で言われたジュリア・セメンツァートは2位になっていて、
ヴェンディッテッリは後にセメンツァートのような歌唱スタイルになっている。

確かに最近のバロック歌唱は程よい装飾をする方向性なので、それに倣っているのかも
しれないが、レパートリーじゃないのに賞ほしさに歌うというのもどうかと思う。

さて、3位はバリトンのジャコモ・ナンニが受賞した。コンペを通して彼が一番こなれて
いたと思う。イタリア人なのでディクションに一日の長があるとはいえ、奇をてらった装飾
が無いのが反って誰よりもエレガントだった。
驚いたことに彼は9月18日までロッシーニ・フェスティバルで「ランスへの旅」に出演
していて、その後22日からコンペ入りして27日の決勝に臨んでいる。さらに、彼は以前から結構舞台に立っていて、今回のコンペも連続した仕事(舞台)をこなしただけという風
である。経験のおかげでペース配分や気持ちの切り替えが長けていたのだろうか。舞台、舞台のその時その時のベストを引き出す術が身についているようだ。
コンペだけに集中していたら、もっと上位を狙えたかもしれない。


Giacomo Nanni (ITA) - "Volate piu dei venti" (George Friedrich Handel "Il Muzio Scevola")

Volate piu dei venti              Fly faster than wind,
Momenti che scorrete          You moments that mast elapse 
Innanzi al mio piacer.           Before I fulfill my desires.

Ma siate lenti, lenti              But be slow, so slow,
Momenti che verrete            You moments that will come 
Segnendo il mi goder.          Once I enjoy my plesure.


Agrippina (George Friedrich Handel)
ジャコモ・ナンニはパランテを演じている




アンティークジュエリーを買うにあたって思うこと

 某SNSでアンティークジュエリーディーラーと購入者の間で行き違いによるトラブルがあった。 購入者はディーラーのサイトから指輪をサイズ変更をして購入した。が、その後購入者が指輪に所謂ホールマーク等刻印がないため、品質に疑問を抱きディーラーへ説明を求めたが、その時のディーラーの対応...