2023年9月21日木曜日
Orfeo ed Euridice Teatro Massimo di Palermo を観た 神話の演出について
2023年9月1日金曜日
Cesti Competition 2023 - Giacomo Nanni ジャコモ・ナンニ
2023年7月27日木曜日
市川中車とか香川照之とか
「ミレール」という動画配信サイトで6月の歌舞伎座の演目「傾城反魂香」を観た
三代猿之助四十八撰の内 傾城反魂香 土佐将監閑居・浮世又平住家 | MIRAIL 公式動画配信サービス(ミレール)
「吃又」とも呼ばれる演目で、吃音のある絵師が師匠に認めてもらえず、
弟弟子にも先をこされ死を選ぼうとするが、最期に描いた絵で師匠に認めてもらえる、
という話
そして、その前に観たのがこちら 「瞼の母」
こちらは幼いころ生き別れになった母に30年後に出会い、親子の名乗りをしたいと願うが
受け入れてもらえない男の話
どちらも香川照之の人生そのものだなあと見てしまう。彼は三代目の実子なのに子として
受け入れてもらえない時期があった。そして、親子関係が修復したからと言って、
今となっては彼はどうあっても猿之助にはなれない。
「吃又」で苗字を名乗れるようになった又平の時だけ彼はしあわせだ。
こちらは俳優・香川照之の映画 「宮松と山下」
Amazon.co.jp: 宮松と山下を観る | Prime Video
かつてブラコンとシスコンを拗らせていた兄妹が、兄の記憶喪失と失踪の12年を経て
各々の居場所を見つけ人生を歩み始めるという話。
兄妹の関係は香川の母子、父子、母のかつての交際相手との関係から生まれた感情を
落とし込んでいるようだ。
生々しい演技が香川らしくていい。
騒動があって彼は今後「市川中車」一本で生きていくと思うが、「香川照之」の姿も
まだまだ観たいと思う。
2023年6月23日金曜日
Aci, Galatea e Polifemo Hendel -Aliverta
2023年6月22日木曜日
ディエゴ・ゴドイがフランスの musique en fete に出演した
2023年6月21日水曜日
2023/6/3 Ex Novo アレッサンドロ・スカルラッティ/オラトリオ《カイン または 最初の殺人》オンライン・プレトーク(三ヶ尻正)〜...
2023年6月16日金曜日
スカルラッティのグリゼルダを観て
Rffaele Pe, ラファエレ・ペ が出演した "Griselda" の感想がまだだったので、
少しばかり残しておく。
ストーリーはデカメロン十日目最終話の物語を軸にしている。
Decameron Tenth Day, Tenth Story | Shmoop
デカメロンの話は滑稽話である。愚かな領主の無茶苦茶な話。
それをオペラはグリゼルダの受難と領主の苦悩の話に読み替えて作品が出来上がって
いる。
なので、領主の妻への無理やりな仕打ちがしつこすぎて呆れるし腹が立つし、
耐え続けるグリゼルダも可哀そうを通り越してイライラしてくるし、尚且つデカメロンには
ないグリゼルダの娘の悲恋もオペラのお約束でサイドストーリーとしてくっついているの
で、鬱屈した作品に仕上がっている。最後にグリゼルダが報われても「それだけ?」
というカタルシスのなさである。
しかし、デカメロンの時代背景を鑑みれば、領主にとって領民(の娘)なんぞ人ではなく
物扱いなのは当然なのかもしれないし、領民の忠節は絶対で散々な仕打ちに耐えるのは
当然で、グリゼルダが最後にやっと新しい領主の妻(実はグリゼルダの娘)は高貴な家の出
なのだから、自分のように扱わないで欲しいと訴えるのは、彼女の支配者に対する唯一で
精一杯の抵抗だったのに違いない。本当はそこであっぱれと感動しなくちゃいけないのだろ
う。
とにかく、しんどい重たい可哀そうな話の二本立てなので泣き所が見極められなかった。
我慢し続けるグリゼルダ役のレミージョも始終重苦しく歌わねばならないようで
可哀そうだった。
そう、登場人物のほとんどが自分の本音を押し殺しているので(歌う)のでモヤモヤする
のだ。
唯一、ロベルト役のミリアム・アルバーノが領主の妻になるであろう姫への恋心を
(拗らせながら)歌うので、そこは共感できるところだった。
要は、ストーリーと演出はどうなのよ?であるが、それでも綺麗な声で感情にまかせず
歌う歌手陣は凄いのである。
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