2024年11月5日火曜日

「シーフォース 黒化液 50cc」を使ってシルバーを着色する。

「シーフォース黒化液 50cc」はシルバー製品を黒く燻すのに最適で、あると便利。シルバージュエリーの手入れや、購入したものにもう少しアクセントとして黒味を入れたい時に使用してきた。一度に使う量がほんの僅か、保存が効く(結晶が沈殿するが問題ない)ということで、とてもコスパがいい。ジュエリークリーナーと一緒にお手入れアイテムとして備えておくといいと思う。

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さて、今回はウサギやリス、モモンガなどのモチーフが人気の某シルバージュエリーブランドのアイテムのお手入れに失敗したところからのリカバリに、「シーフォース黒化液」を使用した覚書である。

アイテムは茶色に着色加工されたシルバー(sv925)のブローチである。薄汚れてきたので、シルバークロスで拭ったら着色が取れて、シルバーの色がむき出しになってしまったのだ。しかも、ブローチに荒らし加工(マット)が施されていたのに、シルバー色の部分はピカピカ光沢までついてしまい、もはや初めのころの面影がなくなり、余計に汚い銀の塊になってしまった。(取説を紛失したのがいけなかった。こちらのブランドのお品の殆どが通常のシルバーのお手入れに向いていないのだ。)

そこで、ここからがリカバリである。

1.まずは、シルバーの着色を全て取るために、ジュエリークリーナー(ハガティを使用したが、どこのシルバークリーナーでも可)に漬ける。色味が無くなれば引き上げて水洗いをする。

2.指定の温度に熱した水(70℃となっているが、低めの方が着色変化が遅くなる)に「シーフォース黒化液」をほんの数滴(薄めのレモンカラーの透明液になるくらいに)加え着色液をつくる。(濃度が高い(赤、くちなし色系になる)と着色変化が激しくて、あっという間に黒くなるので要注意)

3. 要らない絵筆に液を含ませ、シルバーに塗布する。色変化の様子を見て追加して塗布するが、塗る前にはティッシュなどでシルバーに着いた液体を吸い取ったほうが均一に着色変化をさせることができると思う。

4. 色変化は、白>オフホワイト>黄土>赤茶>ピーコックグリーン>黒 と変化するので好みの色になるまで塗布を繰り返す。

今回は黄土色を出したかったので数回の塗布で終わった。


参考になったのはこちらの記事。銀箔の色加工について述べられている。

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