ペルゴレージ: スターバト・マーテル & ロセール: サルヴェ・レジーナ
Pergolesi: Stabat Mater / Rossell: Salve Regina
ペルゴレージ: スターバト・マーテル & ロセール: サルヴェ・レジーナ
Pergolesi: Stabat Mater / Rossell: Salve Regina
今年も Festival della Valle d’Itria が開催される。
失念していたが、昨年の46回もコロナ禍にも関わらず行われた。良かった!
https://youtube.com/watch?v=bSc3j7s_Ypo&feature=share
Sara Mingardo と Aspromonte の Pur ti Miro
そして、今年も!
https://www.festivaldellavalleditria.it/en
今年のプログラムは、オペラ二つがバロック、ポルポラとスカルラッティだ!
どちらもカストラートを起用する演目だが、スカルラッティの la Griselda は
配役全てがカストラートの設定になっている(当時は女役者はNGだったらしい)
当時のように男性(カウンターテナー)で配役が決まってくれたら面白いだろう。
Porpora の “Orfeo”は、Festival della Valle d’Itria 2019 でたった1日しかなかった公演。
そして、CDにもビデオにもなっていない。
かろうじて、あった音源がこちら。
出演しているカウンターテナーは二人、ラッファエーレ・ペーと
ロドリゴ・ソーサ・ダル・ポッツォ。
舞台上、二人が最初に登場するシーンでの唯一のデュエットは調和が保たれていて美しい。
初演で二人のカストラートが登場した時、ご贔屓が喝采しただろう。
デュエットのハーモニーの良さは前記事のミネッチャとマリノの関係のようなものだ。
声質を似せる(寄せる)ことは、どちらかが秀でたり個性を強調するのではなく、
作品がより美しくより品よく作り上げてくれる。
歌手には相性のいい組み合わせがあると思うが、いかが?
去年から心待ちにしていたCD。
思った通りの素晴らしいパフォーマンス。
ソプラノのサミュエル・マリノとアルトのフィリッポ・ミネッチャの調和が 聴いていて
とても心地よい。
ミネッチャの声はギターの泣きのようにも聞こえる。
声だけで心打たれるのは歌手の技にほかならない。
早々についたレビューも高評価で良かった。
Samuel Mariño, Filippo Mineccia (counter-tenor), Orchestre de l'Opéra Royal, Marie Van Rhijn
The rich-toned countertenor of the Italian Filippo Mineccia, who also sings Vivaldi’s pithier setting, is remarkable enough, but there’s also the Venezuelan Samuel Mariño’s expressive male soprano, an instrument of rare beauty applied with sensitivity and virtuosity.
Pavol Breslikの「冬の旅 Winterreise 」のステージが配信される。
Pavol のひとり芝居の様になっているようで、孤独の中に突き進んでいく主人公の青年と
重なる。
3月22日、現地時間20:00の配信で10ユーロ。
http://www.sdke.sk/sk/opera/online-zive-umenie-franz-schubert-zimna-cesta-winterreise
3月20日からラッファエーレ・ペーが新作オペラに出演する。
ぺ氏のために作られたコンテンポラリーオペラだ。
様々なスターシンガーがいて、賞賛を浴びているが、作家が作品を作りたいと
思わせる歌い手はここ最近は聞かないと思う。
ところで、ぺーは1stアルバムでも一曲書き下ろしてもらっている。
オペラ歌手は過去作品を再演することが普通なのに、新しいものを自身のために
提供してもらえるぺーって素晴らしい!
さて、オペラは許婚アンティゴネとクレオン王の諍いの間で苦悶し自死する
王の息子ハイモンの話。
https://www.operanationaldurhin.eu/en/spectacles/saison-2020-2021/opera/haemon
20日はネットストリーミングで聴けるので、期待している。
https://www.francemusique.fr/emissions/samedi-a-l-opera
昨日、今日とウイーン国立歌劇場が配信したヴェルディのドン・カルロ(伊)と
ドン・カルロス(仏)を見た。
実は、こちらの知っているドン・カルロはイタリア語のこちら、
カウフマンとハルテロスのコンビだ。
フォンテンブローの森のシーンも入っていて、とてもトキメク、お気に入りだ。
なので、今回初めてイタリア語版にはフォンテンブローのシーンは基本的にはない
ことを知って驚いた。
あれがないとドン・カルロとエリザベートの悲しみが解らないと思うのに、、、
また、フランス語版は最後ドン・カルロがカルロ5世に冥界に連れて行かれる時、
エリザベートも着いて行くのだ。愛に殉じるというのか、王妃としての誇りと
個人の心情の葛藤があまり見えないキャラ設定で物足りなかった。
そして何よりも残念なのは、時の流れだ。
イタリア語版に出ていたホロストフスキーはもうこの世にはいないし、フランス語版の
カウフマンは歳には勝てない。確かに内面の表現は素晴らしいと思うが、
青年らしい動きのみずみずしさはもう無かった。髭で顔の輪郭を誤魔化すのも許せない。
本当、時は残酷。
唯一良かったのはフランス語版のエボリ公女の Eve-Maud Hubeaux 。
彼女が歌うとフランス語版なのね、と気付かされた。
https://www.animeanime.biz/archives/48677
「サウジアラビアのアニメーション制作会社マンガプロダクションズと東映アニメーションの共同制作による長編アニメ映画『ジャーニー』のトレイラーが、2021年3月1日からオンラインにて開催の「第71回ベルリン国際映画祭」とともに公開となった。」
日本でも公開されるそう
見てみたい
ソニア・プリナのインスタを見ていて彼女がロデリンダにジャンプインしたのを知ったが、彼女の息子、マッテオ・フェントロス君が歌手デビューしたそうだ。 この投稿をInstagramで見る EmozioNote(@emozionote)がシェア...