ときにつぶやく
2025年7月3日木曜日
Atlanta Opera Livestream -- Handel's Semele ヘンデル「セメレ」を観た
2025年7月2日水曜日
Raffaele Pe の近況
オペラ”Ambleto”が終わってからの Raffaele Pe の近況
6月19日は”Voci in Borcaccia”コンペティションの審査員として出演
'Vedro con mio diletto' を披露
Vivaldi Heroes | Tuscan Early Music Festival
そして7月5日 Spoleto Festival dei due Mondi に La Lira di Orfeo と共に出演予定
https://www.festivaldispoleto.com/eventi/raffaele-pe-e-la-lira-di-orfeo
2025年7月1日火曜日
ガルッピ (Baldassare Galuppi) の " Didone Abbandonata " を聴いてみた。
ポツダムの音楽祭でガルッピの "Didone Abbandonata" がコンサート形式で演奏された。上演の情報しかなかったのだが、演奏当日にエネアス役のフェデリコ君のインスタグラムのストーリーズでラジオ中継されることがわかり、真夜中眠りに落ちるまで聴いてみた。
Didone Abbandonata の脚本はピエトロ・メタスタジオが書いており様々な作曲家が作品に仕上げている。以前観たレオナルド・ヴィンチのものはとても内面的でドラマチックな仕上がりだったのだが、このガルッピの作品は軽やかで華やかな印象だった。また歌手の起用の仕方も異なり、ヴィンチのほうではカウンターテナーに技巧的な華やかさを持たせていたが、ガルッピのものではテナーがその役割を担っていた。時代が下るにつれ聴衆の嗜好が変わってきたのだろう。(同時代のガスマンの「オペラ・セリア」はカウンターテナーの役割が小さかった)
歌手陣は Roberta Mameli が降板していた。フェデリコ君のソプラノは女声と比べても遜色がなく、無理のない響きの美しい仕上がりだったし、ミネッチャの聞いただけで彼とわかるアルトは、男声としての存在感が役とリンクしていた。テナーはバロックのカストラートのように技巧がふんだんに盛り込まれたアリアを歌って拍手を沢山もらっていた。
耳だけで聴くのも一興だった。
6月30日現在以下で演奏が聴ける
Natalie Pérez Dido
Federico Fiorio Enea
Alexandra Tarniceru Selene
Joshua Sanders Iarbas & Nettuno
Carlotta Colombo Araspe
Filippo Mineccia Osmida
NEREYDAS
Ulises Illán Musical Director
2025年6月29日日曜日
I tre controtenori (the three countertenors)
前回アロイス君とベジュン・メータのデュエットの動画を楽しんだのだが、2年前にはRaffaele Pe, Carlo Vistoli, Aryeh Nussbaum Cohen も"Sound the Trumpet" を歌っていたことを思い出した。
このころ3人はローマ歌劇場で "Giulio Cesare" に出演していて注目を浴びていた。動画の冒頭では "O sole mio" も披露している。
Raffaele Pe は地元の強みか、ちょっとテンションが高い。
Vistoliはお馴染みの歌手なのか落ち着いている。
この頃から Aryeh のヨーロッパでの活動が活発になっていった。ちょっと緊張しているようだが楽しそう。
そして三人三様のスタイルで今も活躍している。
Raffaele Pe の来シーズンの活動はオペラを含めてあまり聞こえてこない。本人自身のサイトも無くなり、La Lira di Orfeo との活動に重きを置くようだ。
コンサート活動とかフェスティバルへの参加がメインになるのか、こちらから彼の動向をキャッチするのは難しい。
今期は寂しくなりそうだ。
2025年6月27日金曜日
OperaWire: Q & A: Soprano Federico Fiorio On Performing Monteverdi’s ‘I Grotteschi’ And On His Work With Karalis Antiqua
OperaWire に フェデリコ・フィオリオ君(Federico Fiorio)のインタビュー記事が掲載された。内容は最近出演した " I Grotteschi " と彼が結成したアンサンブルグループ "Karalis Antiqua "の活動など。
彼はインタビューの中で " I Grotteschi "のことを「メロドラマ (soap opera)」と言っている。モンテヴェルディの3作をただ読み替えたものではないのだそうだ。確かにフェデリコ君の役は元のドラマの誰にも比定できなかった。そして、彼が舞台の最初に登場するということは、この後進行していく劇のどの人物もモンテヴェルディのキャラクターをイメージしてほしくないというメッセージをもっていたということだ。
また " Karalis Antiqua "についても熱心に語っている。彼は歌手だけに留まることなく音楽活動したいそうだ。実際グループではディレクターで、ハープシコードを演奏している。
今月になってフェデリコ君は Allegorica Opera Management を離れた。多分、彼が歌手に留まらない自由な活動を望んでのことだったのだろう。(Raffaele Pe の活動に似ている。彼はAllegorica 時代も離れた後の動きもとてもユニークだ。)
記事に掲載されているフェデリコ君の写真は、デビュー当時の妖精的な少年っぽさと比べて随分逞しく男らしくなった。彼の進化がとても楽しみだ。
2025年6月21日土曜日
Purcell "Sound the Trumpet" Bejun Mehta and Alois Muhlbacher
現在 アロイス君(Alois Muhlbacher) は、 Broque Festival St. Polten の芸術監督として参加している。
そして 20日のオープニングコンサートでカウンターテナーのベジュン・メータとデュエットを披露した。
Opening Concert - Baroque Festival
なんとも典雅な "Sound the Trumpet " である。
2025年5月17日土曜日
La Monnaie De Munt, "I Grotteschi" モネ劇場上演の「グロテスク(モンテヴェルディ作品による)」を観た
Cast
Fortuna Giulia Semenzato
Privilegio Matthew Newlin
Virtu Raffaele Lupinacci
Constanza Stephanie D'oustrac
Coraggio Jeremy Overden
Melancolia Mark Milhofer
Carita Arianna Vendittelli
Giudizio Giustiniani
Impazienza Jessica Niles
Capriccio Federico Fiorio
Sapienza Jerome Varnier
Esperienza Xavier Sabata
相関図 Who's who? | in I Grotteschi | La Monnaie / De Munt
Atlanta Opera Livestream -- Handel's Semele ヘンデル「セメレ」を観た
アトランタ・オペラ劇場の Handel "Semele" を観た これはトレーラーで、メトロポリタン劇場のようなスケール感があって期待してしまった。 実際の映像はこちら。公式からの動画ではないのであくまでもご厚意での投稿だと思う。 https://youtu....

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Carmela Remigio, Bruno Taddia, Raffaele Pe & Vincenzo Costanzo Lead Teatro Alighieri's 2025 Season - OperaWire OperaWire Raffaele Pe...
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Honda|ASIMO どうやら 2024年12月をもって Facebook と X から「アシモ (ASIMO)」のアカウントが削除されたようだ。だいぶ前にアメリカの公式ページも無くなっていた。上記のリンク先のみが唯一の公式ページになる。 自分は生まれつき股関節に障害があり、今...
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