OperaWire に フェデリコ・フィオリオ君(Federico Fiorio)のインタビュー記事が掲載された。内容は最近出演した " I Grotteschi " と彼が結成したアンサンブルグループ "Karalis Antiqua "の活動など。
彼はインタビューの中で " I Grotteschi "のことを「メロドラマ (soap opera)」と言っている。モンテヴェルディの3作をただ読み替えたものではないのだそうだ。確かにフェデリコ君の役は元のドラマの誰にも比定できなかった。そして、彼が舞台の最初に登場するということは、この後進行していく劇のどの人物もモンテヴェルディのキャラクターをイメージしてほしくないというメッセージをもっていたということだ。
また " Karalis Antiqua "についても熱心に語っている。彼は歌手だけに留まることなく音楽活動したいそうだ。実際グループではディレクターで、ハープシコードを演奏している。
今月になってフェデリコ君は Allegorica Opera Management を離れた。多分、彼が歌手に留まらない自由な活動を望んでのことだったのだろう。(Raffaele Pe の活動に似ている。彼はAllegorica 時代も離れた後の動きもとてもユニークだ。)
記事に掲載されているフェデリコ君の写真は、デビュー当時の妖精的な少年っぽさと比べて随分逞しく男らしくなった。彼の進化がとても楽しみだ。
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