のアーティストはソロの時は各々個性があって素晴らしい存在感があるが、
アンサンブルでも調和のとれたパフォーマンスをしてくれる。
曲はドメニコ・スカルラッティの “ la Contesa delle Stagioni (四季の口論)” という。
“Contesa” を「口論」とウィキペディアでは訳しているが「手合わせ」なんていう方が
優雅ではと思う。
このビデオの収録は2020年でスカルラッティのこの作品初演300年を記念しての演奏だ。
さらに加えてこの作品は一部が長いこと紛失していたため、失われた部分が発見され
完全な形で演奏されたことも意義があるようだ。是非是非、全曲聞いてみたい。勿論
このメンバーで!
ところで、スカルラッティのパパ、アレッサンドロも「四季」をテーマに書いている。
「春の栄光(1716)」という作品で、こちらはGiove神(ジュピター)が出てきて「春」に勝利を
もたらすというエンディングだ。